こんな症状の方は・・・
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耳鼻咽喉科診療
当院は日本耳鼻咽喉科学会認定の耳鼻咽喉科専門医のクリニックです。耳鼻咽喉科診療に必要な設備、技術を備えております。
耳鼻咽喉科というと耳が痛い時と鼻の調子が悪い時に行くところ、といったような非常に特殊な科のイメージが強いようですが、風邪でのどが痛い、熱が出た、咳が出る、口内炎ができた、声が出にくい、リンパ腺が腫れた、めまいがするといった症状など耳・鼻・咽喉、口腔、舌、頚部(首)、めまいなどの多岐にわたる守備範囲を担っています。
「この病気は耳鼻咽喉科でいいのかな?」と疑問に思われましたらお気軽に電話でご質問下さい。症状につきましては下記の<こんな症状の方は・・・>を参考になさってください。
こんな症状は耳鼻咽喉科にご相談下さい
1.めまい、体がふらつく、体が傾く。
多くのめまいは内耳障害の可能性があります。耳の検査を受けましょう。
2.風邪をひいてから、咳が止まらない、咽頭痛が取れない、微熱が続く、頭痛がとれない、鼻がつまる。
通常の風邪の治療したのに2週間以上改善されない場合は、かぜ症状が治らないという状態ではないと思われます。扁桃炎、副鼻腔炎、気管支炎など様々な疾患が考えられます。耳鼻咽喉科の医師に相談しましょう。
3.口内炎がなかなか治らない。
耳鼻咽喉科は口腔内の疾患についても得意としています。
4.食べ物の味がしない。臭いがしない。
そのまま放置して待っていても改善しません。血清亜鉛の低下があるかもしれません。臭いに関しては、嗅覚障害と思われます。時間が経過し過ぎますと改善しにくくなる場合もあります。
5.いびきをかく。
鼻の病気や、のどの病気をはじめ、空気の通り道に問題がないか内視鏡検査のチェックを受けましょう。
6.顎(場合によっては耳)が痛い。
顎の病気でも耳が痛く感じる場合があります。当院では顎関節症の治療も行っています。
7.顔が曲がった、顔が麻痺した。
何ヶ月も経過経過した顔面神経麻痺の症例でも、急性期を過ぎたした顔面神経麻痺でもハリ治療や漢方治療で改善の期待があります。
8.顎の下や首のリンパ腺が腫れた。
頚部の病気は耳鼻咽喉科の守備範囲です。
耳の症状
1.耳が痛い。
耳の病気だけではありません。扁桃炎、リンパ節炎、三叉神経痛、耳下腺炎、顎関節症なども考えられます。
2.耳が詰った感じがする、ふさがった感じがする、こもった感じがする。
むやみに耳掃除を行いますと病状が悪化する場合もあります。また、急性低音障害型感音性難聴、突発性難聴、耳管狭窄症、耳管開放症などの病気がある場合もありますので、調べる必要があります。触らずに耳鼻咽喉科へ行きましょう。
3.飛行機に乗ったら耳がいたくなった。次回、飛行機に乗るのが心配です。
耳管狭窄症という病態です。耳鼻咽喉科で対策をとりましょう。鼻の治療も必要かもしれません。
4.耳の聞こえが悪い。
どのような障害で聞こえが悪いか検査の必要があります。むやみな耳掃除はやめましょう。聞こえるようにはなりません。
5.耳から汁が出る、耳が湿っている。
綿棒などで耳の中を掃除せずに受診してください。軟膏などは決して塗らないでください。外耳炎の場合と中耳炎の場合があります。
6.耳がかゆい。ときに汁が出たり、耳が痛いときもある。
かゆい耳を綿棒でこすりますと、もっとかゆくなってしまいます。軟膏を塗るとかえって炎症が悪化する場合がありますので注意しましょう。
7.キーン、ブーンとかセミの音のような耳鳴りがする。
部分的な難聴の病気の場合もあります。早めに検査を受けてどのような病気になっているか調べてもらいましょう。
8.耳でドクドクという音が聞こえる。
拍動性耳鳴といわれる病態です。血圧や動脈硬化のチェックも必要です。
9.鼓膜がぶるぶる震える様な感じがする。
耳の検査で異常が出ない場合もありますが、鼓膜帆張筋の痙攣を抑制できれば改善できる可能性があります。
10.耳垢を上手にとれない。
特に小さなお子さんの耳掃除には注意しましょう。耳鼻咽喉科の医師にまかせた方がよいでしょう。
鼻の症状
1.鼻水が出る、鼻がつまる。
風邪薬や鼻炎の薬を飲み続けますとかえって病状が悪化する場合があります。症状に適した治療を受けましょう。下手な風邪治療を続けますと副鼻腔炎という病気を併発します。また、アレルギー性鼻炎の可能性もありますので検査を受けましょう。
2.臭いがしない。
嗅覚障害は、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎を原因とする場合と、嗅神経自身の病気の場合があります。症状に適した治療すれば多くは治療可能です。
3.鼻がつまる。
副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎の可能性もあります。安易に点鼻薬や風邪薬を使うのは止めましょう。病気を悪化させる可能性があります。
また、アレルギー性鼻炎で治療中の場合は、薬の種類を変えた方が良い場合もあります。
4.鼻声が治らない。
風邪の後、なかなか鼻声が治らない場合、副鼻腔炎を起こしている可能性があります。風邪の治療をむやみに続けるのは意味がありません。アレルギー性鼻炎の検査やレントゲン検査で鼻声の原因を調べましょう。
5.鼻血がでる。
出血している側の鼻にティッシュをつめて早く耳鼻咽喉科へ行きましょう。血液をさらさらにする薬を飲んでいる場合は、鼻血は止まりにくいので、お早めに耳鼻咽喉科にご相談ください。
6.アレルギー性鼻炎で薬を飲んでいますが最近あまり効きません。
アレルギー性鼻炎で治療中であっても風邪から副鼻腔炎を合併したりしますと、今飲んでいる薬の効効がでにくくなります。レントゲン写真を撮って鼻の状態を調べる必要があります。
7.いびきをかく、息が苦しそうに寝ている。
単純なものは鼻の治療だけでも改善します。いずれにしても鼻やのどの状態を診てもらいましょう。
8.鼻が臭く感じる。いやな臭いがする。
副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性があります。専門医に相談しましょう。
9.鼻がカパカパして痛い。鼻くそが最近多い。
鼻前庭炎(湿疹)と思われます。ティシュで鼻の入り口をこすり過ぎないようにしましょう。アレルギー性鼻炎を合併している場合もあります。
10.鼻汁がのどに落ちてきて気持ち悪い。
鼻炎の薬や風邪薬では改善が難しいです。こちらは後鼻漏といいますが、漢方薬をおすすめしています。当院にご相談下さい。
のどの症状
1.のどの痛みがとれない。扁桃腺がしょっちゅう化膿する。
風邪をひいてからのどの痛みが一週間も改善されない場合は、扁桃炎などの併発も考えられますし、頻回に、のどを腫らすようであれば耳鼻咽喉科にご相談ください。
2.扁桃腺に白いものがついている。
扁桃の陰窩についた膿でしょう。扁桃炎の可能性が高いです。
3.咳がなかなか止まらない。
風邪をひいてから、その後なかなか咳が治らない場合、咽喉頭酸逆流症や咳喘息の可能性がありますので、医師にご相談ください。
4.のどにものが詰まったような感覚がとれない。痰がいつもからんでいる感じが治らない。
一度喉頭の内視鏡の検査を受けましょう。咽喉頭酸逆流症や咽喉頭異常感症という病気が考えられます。漢方治療もおすすめです。
5.声がでにくい。声がかすれる。
明らかに声帯に異常があると考えられます。医師に相談しましょう。
6.いつも咳払いばかりしている。
喉頭アレルギーや咽喉頭酸逆流症が考えられます。
口の症状
1.口内炎がよくできる。
ビタミンB剤の服用だけではよくなりません。漢方治療の併用も作用が期待できます。
2.舌が痛い。
舌炎として舌がただれていたる場合と、心身症などの舌痛症の場合があります。
3.食べ物の味がしない。
耳鼻咽喉科専門医にご相談ください。味覚障害の検査と治療が必要です。
4.口が渇く。
現在飲んでいる薬の副作用の場合も考えられます。また、口腔乾燥症の可能性もありますが、詳しい治療が必要です。
5.口の周囲がしびれる。
首や肩の凝りがひどい場合、一種の神経痛様の症状として現れることがあります。当院では東洋医学治療を行います。
6.口の中の粘膜がむけたり、ただれたりする。
このような症状は耳鼻咽喉科専門医の診察を受けてください。口内炎ではない場合もあります。
7.舌の奥の方にボツボツがある。
普通、舌の奥には味蕾という味を感じる場所があります。気になるようでしたら診察を受けてください。
8.舌に白い苔がたくさんある。毎日こすりとった方が良いでしょうか。
舌には、正常の状態で少量の舌苔があります。必要以上にこすり取ると舌に炎症を起こします。